4/1 『マディソン郡の橋』大千秋楽 @ドラマシティ

ようやく大千秋楽の感想を。
本当に今さらながら・・ですが、熱いいい舞台で感動したので書き留めておきます。

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4/1 『マディソン郡の橋』大千秋楽 @ドラマシティ
中ほど通路より後ろセンター、段差があって見やすい席でした。

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千秋楽らしい熱い雰囲気が開演前から感じられました。楽独特のワクワクした雰囲気。
舞台自体も熱気が伝わってきました。
2幕最初の、加賀谷さんと禅さんの歌とダンスも楽バージョン。ここで禅さんが腕立て伏せを披露していました。楽しい雰囲気がとてもよかったです。

山口さんは、1幕から感情の高ぶりが抑えられないかのよう。
珍しく、台詞が短くなったり飛んだように思えたりした箇所があったのですが、熱くなっていたからだと思います。
フランチェスカに惹かれていくのも、想いが溢れて溢れて・・胸に迫ってきました。
2幕、フランチェスカに「一緒に行こう!」と歌う歌は完全に涙声。フランチェスカの事情を知りながら、それでも一緒に行こうと。。。私もつられて泣きました。
その後も何とか感情を抑えようとしていたようですが、最後の歌はもう切なくて切なくて。
あんなに、感情に流されそうになった山口さんを久しぶりに見ました。
ああいう山口さんもいいです。
いつも、結構冷静に歌ってお芝居をしいると思っているのですが、あんなに山口さんも熱くなるんだなあと。なんだかそれはそれでうれしかったです。
周りの出演者の方もたぶん引きずられて熱くなって、熱気ある楽らしい舞台になったと思います。

キャロラインとマイケルは、ちゃんと10代のアメリカの子供たちでした。何かに憧れ、何かに苛立ち、壁にぶつかりながら成長していく、そんな様子がしっかり表れていました。

マージとチャーリーの夫婦。見る前は、マージは詮索好きなだけの人かと思ってました。でも、フラニー一家のよき理解者で援護者。特に、フラニーがロバートに惹かれて悩んでいたことを知る唯一の人。その気持ちを知りながら理解し助けてくれた。そんなマージをしっかり愛し支えているチャーリー。本当にいい夫婦でした。

そして、何役も演じた加賀谷さんと彩乃さん。加賀谷さんのスティービー、彩乃さんの態度の悪いカフェの店員は秀逸でした。

ただひたすら生真面目にフラニーを愛し続けたバド、揺れながらも自分の人生を生きたフラニー、そんなフラニーをいつまでも想い愛し続けたロバート。

すべての出演者のすばらしさあっての感動でした。

観ていて『貴婦人の訪問』を思い出してしまいました。もちろん、主役のお二人が同じだからですが、不変の愛というテーマが同じ気がして。
『貴婦人・・』は、人間の醜い部分の中での不変の愛。『マディソン・・』は、明るいいい人たちにかこまれた不変の愛。短い期間で育まれた愛は永遠か?ひどい仕打ちの中でも愛は存在するのか?
人間の永遠のテーマかもしれません。

舞台上の人物がしっかり生きて、観ている私に感動を与えてくれ考えさせてくれた。本当にいい舞台でした。ありがとうございました。


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